HPVワクチン薬害訴訟名古屋第7回期日

昨日の大雨から一転、晴天に恵まれた名古屋。

HPVワクチン薬害訴訟名古屋第7回期日が開かれました。

今回、長女が20歳になってから初めての期日。

長女は今までは通り法廷内ですが、私は傍聴席から。

今回は、学生さんが多く傍聴してくださり、傍聴席は8割くらい埋まってたでしょうか

今回は原告11番のお母さんの意見陳述。

今までは生理痛がなかったのに、生理痛が酷くなり、足の付け根から太ももにかけて激痛に。

頻尿になってしまい、授業中にも途中でトイレに行くほどに。

だんだん友達とも疎遠になってしまった。

テニスやピアノを頑張っていた娘。

修学旅行も行けず、卒業式も出席できなかったと涙ながらに。

医療関係のお仕事をされてるお母さん。

ワクチン接種時のパンフレットには、こんな副反応の症状がないため、副反応と気づくのが遅れてしまった。

またお母さん自身も体調が悪く、この先の長い人生、誰が娘を守ってやることができるのか。

娘の就職やこれからの生活に不安を感じると。

そして、娘が接種した時は、予診票だけ記入すれば良かったものが、現在では、説明書、同意書にもサインをし、自分の判断で接種するようにと注意が促されているとの事。

弁護団の意見陳述では、

予防効果は認められていない。

このワクチンの導入は、極めて異例である事。

他のワクチンに比べて、副反応率がとても高い事。

比較的副反応が少ないインフルエンザに比べると、なんと742倍

これを受けて、被告側の意見陳述では、

HPVワクチンの添付文書は、医師が理解できていれば十分だと。

つまり、医師には副反応の症状について説明はあるものの、接種する本人や家族には必要なく、医師から説明を受けろと言ってるようなもの。

それを聞き、だから厚労省が新しくリーフレットを作成した時、3種類あるリーフレットの内、医師向けのリーフレットには記憶障害の記載はあるのに、本人、家族向けのリーフレットにはその記載をしなかったのかと思いました。

自己の判断でと注意を促す割には、正しい判断ができるとは思えません。

その後、私は進行協議会のが後、記者会見へ。

今回から、記者会見と報告集会が別の会場で同時進行となりました。

今回、原告11番のお母さんが、自身も病気であると言われていましたが、先日の東京期日で意見陳述をした原告さん、彼女のお母さんも昨年、ご病気で亡くなられています。

副反応に苦しむ娘を残して逝くのが、どれほど心残りだっただろう

どうしても、年齢的に親が先に逝く。

だからこそ、親が元気なうちに、何とか娘が親がいなくなっても生きていけるよう必死に戦っているのです。

そんな話をさせていただき、記者会見終了後、急いで報告集会会場へ。

すると終わってしまった後だったようで、中に残ってた人にはご挨拶させていただきましたが、帰られた方もいて、せっかく傍聴に来ていただいた方にご挨拶もできず。

申し訳ございませんでした。

ぜひまた次回も傍聴をよろしくお願いします

次回は、9月20日(木)14時です。