記憶にも記録にも残る勝利と

サッカーW杯初戦、勝ち点3で勝利!直前の監督解任や、強化試合の成績があまり芳しくなく、不安視もされていたが、最後の強化試合の良い流れが本番に活かされたようで、南米の強豪チームに対し劣ることなく、素晴らしい戦いを見せてくれた。この4年間で海外で鍛えられた多くの選手のスピード感や積極的に戦っていく姿勢が、明らかに世界レベルになった感じがして、見ていても安心できた。試合前、選手の1人がいい雰囲気になってると語っていた。それがチームメンバーだけでなく、監督やスタッフ、サポーターが一丸となって試合に臨めたことを表していたのだと、改めて思った。奇跡や番狂わせの起きている今大会。実力で決勝トーナメントに進んだ中で、そんなことが起きてくれたら、尚嬉しい。

一方、あれだけ問題になり、未だ疑問がくすぶる中(完全に疑わしいが)、こそこそと地元の記者だけを相手に最低限の会見をした加計理事長。部下が勝手にやったこと記憶にも記録にもございません総理とは(その件につき)話したこともありません政治家達の言い訳をそのままなぞった様な台詞。呆れるばかりである。虚偽の発言をしたのも前に進める為。そんなことで申請書類に偽りを記録されていることをずっと黙ってきたのか。会見のタイミングも、答え方も、政府側の人間の指示指導が入っているように思えてならない。こういうことをセコイとか姑息というのではないかと思う。

学園の報道担当が言ってた事。記者会見の制限も全て理事長の判断です、と語っていたのは、面白かった。重要なことは全てだと。一方で面会したと虚偽の話をはしたのは、職員が勝手にやったことだとする理事長。笑える。お友達はやはり似た者同士なのかと思う。

最近特に思うこと。どんなに偉い立場になろうと、どんな肩書きがあろうと、人として誠実でなければ、そこまでの人と見られても仕方ないのではないかと。勿論過ちを犯すこともあろう。しかし、そこに真の反省があるのであれば、謝罪にも自然と誠意が現れる。それも過ちに気づいたら出来るだけ早い時点で謝罪すること。その事で相手に誠意も伝わり、問題が収まることもある。テクニックやマニュアルでの危機管理であっては欲しくはないが、それでも正しい姿勢は最低限必要なことであると思う。加計学園、理事長のしていることは、ウソを何層にも塗り重ねているとしか思えない。

今日は、大阪北部地震のあったエリアにも、大雨雨の予想。山間部は少ないかもしれないが、地盤が緩んでいる場所も多いだろうし、ライフラインが復活していない為に、雨での被害にも更に応じるのが難しくなるかもしれない。雨の神様よ、どうか寛大なる恵みの雨にしてください。