【竜操教室 塾長日記】偏差値神話が崩れているからと言って・・・

中学生に、

「先生、高校どこに行ったらいいですか?やりたいこと特に無いし・・・」

そう言われたら迷わず、

「県立普通科に行っとけ!できれば朝日、城東」

って言いますよ。

その、朝日高生、城東高生に、

「先生、大学ってどうやって選べば良いんですか?何を勉強したいかわからないし・・・」

そう言われたら迷わず、

「できるだけ偏差値高い大学へ行っとけ!できれば有名どころ」

って言うに決まってるじゃないですか。

そもそも、中学生や高校生の段階で、将来絶対これがやりたい!とかこれを勉強したい!とか、決まっている人の方が少ないのでは?と塾長は思います。

もし明確に決まっていれば、それに向けて頑張れば良いだけですけどね。

あとは、何か武器があるとか・・・

例えば、甲子園に出られるぐらい野球が上手いとか、Jリーグで活躍できるほどサッカーが上手いとか、プロで食べていけるほど楽器が上手とか。

そういう特殊な人を除いて、ほとんどの普通の人は、何を勉強したいのか、どんな仕事をしたいのかなんてまだ決まっていないはず。

だったら、できるだけ努力をして、できるだけ学力(つまり偏差値)を上げておき、できるだけ偏差値が高い、有名だとされる進路を選んでおいた方が、それだけ将来の選択肢が狭まらずに済むわけで・・・・。

要は単純な確率の問題なのです。

自分が何をしたいのかわからないから、上を目指す必要も無いし何も努力しないで良いというのは明らかに間違っています。

良い高校へ行って良い大学へ行って良い会社に入って・・・

それで必ずしも幸せになるわけではないけれど、少なくとも選択肢も可能性も大きく広がるのは間違いありません。

自分が何をしたいのかわからないからこそ、今、できる努力を最大限することが求められていることに気が付いて欲しいと思います。

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