switchのポケモン買うかも…

買わないかも…。ピカもブイも可愛いんだけど、相棒をどちらかに限定されると、それってもうポケモンじゃないよなぁ、なんて思う。どんなポケモンも同じように仲間として旅が出来る、のがポケモンのコンセプトだと思っていたので、これはちょっとズレちゃってる気がして。やったらやったで楽しいし可愛いんだろうけどね。一応ピカブイ以外も連れ歩きは出来るみたいだけど。

 特に今、回帰の流れで初代の150種を掘り下げる感じになってる気がするので、それならその150すべてを相棒に出来る、ってコンセプトで立ち上げたら強いんじゃないかと。まぁ、ゲームフリークのswitch開発本格参入第一弾としていきなり150種はハードルが高いのか。デバッグ工数もとんでもなくなりそうだし。そういやポケモン不思議のダンジョンで自ポケモンと相棒ポケモンが数種から選べるのは、全種じゃなくてそんくらいでも良いかなと思ったけど。まぁあれは本編以上にタイプがゲーム性に強く関わってくるのである程度縛らないといけなかったのだろうけど。

 しかし、白ロコンとか連れ歩きたいけど、ポケGO無くても捕まえられるんかなぁ。あんまりGOばっか優遇されるなら買わない。

イーラ編は回想編につき結果が決まっているのでインタラクティブじゃなくて作り易いんじゃないかと一瞬思ったけど、別に本編もエンディングまで普通に一本道だからどっちも大変だよなぁ、とか。ブレイドガチャが無い分はかなり楽だとは思うけど、ポケモンでも言ったデバッグとか。つーかブレイドガチャは無い方がプレイ側も楽だが…コスモスが出ない人への救済とか無いのかしら…。それ待ちで一周だけで寝かせておいたのに。

 んで、RPGでのインタラクティブ性ってのは、ストーリーに入り込めるのなら無くても良いと思っている。つまり、没入する為の手段としてインタラクティブが必要なこともあるだろうけど、そうじゃなくても移入出来るなら別に無くても平気。

 肝心のゲームの方はかなり面白い。本編ではメイン戦闘を行うドライバー3人それぞれに武器である3体のブレイドが付属しており、その武器を切り替えつつ戦うシステムだったのだけど、イーラ編ではドライバー1とブレイド2の計3キャラが前衛後衛を切り替えながら戦う1チーム、それが3チームで1パーティというもう説明してても何が何だか判らないシステムなのだけど、よく出来てるのに適当にやってても進める感じで難しくはない。そんな感じでしかも単品だと安いので、本編のお試しででもぜひ遊んでみて欲しい作品である。ぶっちゃけ私個人として滅茶苦茶好みのゲームという訳ではないけど、ここまで本格的で良質なRPGを作れるとこは特に減ってしまっているので推していきたい。任天堂がクォリティサポートしてるっぽいのも大きいと思う。つっても単品だと設定とか判り辛いかなー。

ただ実は、ストーリー型RPGオープンワールド探索はあんまり相性良くないと思う。探索に夢中になってストーリーに没入し切れないので。そういう意味では限られた道をいかに切り抜けるか、という部分にゲーム性の重きを置いたドラクォはやっぱり素晴らしかった。

 ストーリー追ってるのに「あ、なんか脇道有るからアイテム回収していこ」とか思っちゃうのは結構なジレンマを抱える羽目になる。「ほんまはこんなんしてる場合ちゃうねん」と。何だろう、私にとっては女体盛りみたいなもんで「飯は飯で食わしてくれ」「乳とかを吸うのは食欲とは別」とか。

「レイン・フォール 雨の牙」椎名桔平ヒットマン

 スリリングっぽいカメラ映像。光が足りないのかちょっとザラついている。序盤の雰囲気は良いけど、映画というよりは二時間ドラマ感が。何やかんや色んな人が出て来てごちゃごちゃしてるけど話としてはシンプル。色々ツッコミどころはある感じだけど桔平かっこいい。でも「アウトレイジ」のケチなチンピラのがハマってはいた。

 なんか、尾行や追いかけられているところを待ち伏せて返り討ちとか、敵ボスが一人で居るところに「情報が入りました」って呼びにくるところとか、同じようなシーンが多い。あと、評価では日本人の演技酷いとか言われてるけど、正直敵ボスのが一人でテンパって喚いている方が浮いてる。まぁ何なんだこの使えねぇクソジャップどもは!って思ってる感じが良いと言えばそうだけど。あとケンは何の為に居たの。まぁ今回は桔平さん首ブヅンされなくて良かったです。

L.A.コンフィデンシャル」警察の内部のアレコレ。

 ラッセル・クロウケヴィン・スペイシーガイ・ピアース等々、なんかえらく重厚な出演者たち。なんだけど、記事のタイプ音と併せて流れる軽妙なナレーションが差し色になっている。会話がメインであまり動きはないが、演者のお陰で観られる。何かに似てると思ったら「ユージュアル・サスペクツ」だ。つっても共通点はケヴィンと1997年だけ。「メンタリスト」のサイモン・ベイカーが男娼役でチョイ出演。

 カメラワークも落ち着いてるのにスリリング。話もサスペンスでかなり面白い。陰謀に罠のオンパレード。しかしこれ、出来事は全く同じでもラッセルが死んでただけで最高に後味悪い映画になる。と思ってしまったのは、ラストまで生死が判らなかったからである。

 しかし、どいつもこいつもダーティで色気ある男ばっかり。敵ボスの降伏後の交渉から出ていくとこですらなかなか悪カッコイイ。撃たれるけど。

ワイルド・スピード SKY MISSION」ステイサムが敵役。

 シリーズ初めて観る。興味なかったけどシリーズ最高評価っぽいのとステイサムに釣られて。映像スタイリッシュ。ステイサムの遠慮ないダーティっぷりが最高。しかもステイサム一人を倒すためにこのシリーズのキャラや、政府側が総出なの?これはステイサムを応援するしか。でもしばらく別ミッションでステイサムの方はお預けっぽい。車数台で突入するも敵の装甲車に蜂の巣にされかけるが、こちらの装甲車を先頭にフォーメーションを組む。すっげーミニ四駆の漫画みてぇ! そんでミッションコンプリート、と思ったら、横槍が入る。誰だ?ステイサムや! これは確かに面白い。ノンストップクライマックスアクション。ベヨネッタかよ。お色気シーンも良し。

 敵も味方も全員強者感出ててカッコイイとか。政府側っぽいオヤジすら、暗視グラサンでいきなり無双しだしたのにはたまげた。しかし、監視カメラを支配されてるのが判ってるんだから変装なり覆面マスクなりで何とか…は野暮か。少なくとも、そんな些細な事を言うのは野暮で片づけられるくらいアクションとCGが凄い。パルクール使いのアジア系も敵ながら。そしてやはり最後までステイサム。大団円な終わり方まで全て純然たる娯楽作品でした。