日焼けをする

先週末のこと。用意しておきました的な

真夏さながらの陽気のなか運動会の撮影に

連日入ったため、秋の真っ只中のこの季節に

がっつり小学生のような日焼けをしてしまい

顔面が真っ赤になっており、今さら

夏休みのような気分を味わっている。

というわけで本日はそんな運動会の

イメージカット的なものを並べつつお届け。

運動会のためにあるような青空、なびく旗。

午前8時過ぎの時点でこの様子なので

もう1日このままでいいのにな。と思った程。

どこまでも続く青い空なわけで

まるで記憶のなかにある秋の運動会を

そのまま再現したかのような絵が

広がって少しノスタルジックな気持ちにも。

ここ最近の運動会のなかでは恐らく

1番大規模なスケールで参加人数も

会場の大きさも断トツだあったように思う。

恐らくトータル1000人ほどの規模感。

そうそう、そんななかでなんだかふと

運動会で流れる曲にも、時代が反映されて

いるんだなあ。と感じて、入場曲や

競技中の曲なども、自分たちの子供の頃に

流れていたものとは全然違うことが殆どで

びっくりしたのを憶えている。

ただ今回参加した会場では、その辺りも

懐かしのナンバーが数多く採用されてたので

その辺りもなんだか郷愁を感じさせられた。

徒競走も我世代の定番クシコスポスト

そんなこちらは徒競走のカットで手前の

先生の腕にピントが合ってしまった

いわゆるミスショット。勿体ないので

ブログに使用することにした。

こちらは親子参加競技の玉入れ。

青空に向かって放られたカラフルな

お手玉たちが美しい。ただ手前の大人の

男性の位置と、玉入れのネットの距離感を

見てお分かりいただけると思うけども

この玉入れ、高さがものすごく高い。

およそ建物の2階くらいの高さに設置された

万国旗のさらに高い位置。数十人の大人が

一生懸命投げてもなかなか入らない。

恐らくはそのあとの数を数える際に費やす

時間を短縮させる為の処置なんだと思うけど

規模が大きくなればなるほどその辺りの

進行の調整も大変なんだろなあと思う。

良い天気はもちろん続く。正午を回る辺りて

会場では、年少クラスと年中、年長クラスへ

保護者の方を含めて総入れ替えすると

いったシステム。なので午前と午後で

開会式から閉会式までが2回行われる。

撮影するにあたっては、1日に

頭から最後まで2回の運動会を

撮るのと同じことになり

かなり濃厚な時間の流れ方だった。

1日の大半が終わったくらいの心持ちで

時計を覗いたらまだ午前11時前だったりね。

しかもそれか30度を超えてくる

陽気のなかとなると、日焼けにより

鼻の頭の皮が剥けるくらいの

状態にもなるわけだ。

最近に始まったことではないと思うけど

ほとんどの運動会の会場で、ご家族の方が

写真やら動画を撮っていてその数は相当な

ものだったりする。機材の進化も手伝って

そのクオリティも非常に高く手軽に高画質な

写真や動画を撮影することが出来るように

なったというのもその理由のひとつだと思う。

そういったことを考えると、素朴な疑問として

カメラマンがわざわざ運動会の撮影に入る

必要あるんかね。とも思ったりもする。

ただそれでもスクールフォトの仕事の

1番の繁忙期が運動会シーズンであることを

考えるとそこには求められている理由が、

必ずあるのだろうし、それを体現するのが

写真を生業とする人たちの存在意義だと

言えるんだろうなあ。と感じる。

以前、写真の仕事について昔からお世話に

なってる知人の方に写真の仕事ってのは

これから厳しいだろうなあ。結局撮ろうと

思えば自分で撮れちゃうしねと言われた

ことがある。たしかにその通り。物理的な

話しで可能、不可能ということになれば

既に現在ある技術で既に充分撮れる。

ただ、そのことは特にネガティなことでは

ないと俺は思ってて、そういったことが

普通になればなるほど、どういう写真であれば

自分たちでも撮れて、どういう写真だったら

自分たちでは撮れないのかがはっきりと

わかるのではないかなあ。と思う。

結局どれほど便利になろうとも、

どれほど高画質になろうとも

価値あるものは必ず輝くのだから。

さてと。

早く日焼けの状態が

治まるといいんだけど。

おやすみなさい。

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2018/10/30火千葉LOOK

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