折々のことば 25

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? 拘置所で三食付、それも税金だと思うとやるせない思いで、出たら職場に戻って働きたいと強く思いました。

                      元厚生労働事務次官村木厚子?

 厚労省局長時代に大阪地検特捜部の資料改竄(かいざん)による冤罪(えんざい)で拘留された村木氏は、釈放後得た賠償金を、知的障がいがあって犯罪をくり返す人を支援する社会福祉法人に寄付した。拘留中は娘を思って不屈を貫き、退職後も逆境にある人々の支援にあたる。母であり、公僕であること。それが彼女を支えた。「フィランソロピー」6月号から。

               (朝日新聞・折々のことば1150・2018.6.26)

 あったな〜 郵便不正事件……偽の証明書発行に関与したとして2009年6月に逮捕、同年7月に虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴された村木厚子さん。逮捕から5か月程身柄が拘束され、保釈された後の裁判で無罪判決がだされたのが2010年9月。元検事が見立てに合わせるため、FDの記録を改ざんさせたようなことだったか?? いずれにしても濡れ衣を着せられ冤罪をでっち上げたのは大阪地検特捜部だった。

 森友学園問題で、財務省が大規模な決裁文書の書き替えを行ったことは明白だが、今回起訴しなかったのも大阪地検特捜部だ。

 共産党が最近独自に入手した文書には、佐川前理財局長らの刑事処分について「官邸も早くということで、法務省に何度も巻をいれている」と記されていると言うが、安倍首相や政府は知らぬ存ぜぬの態度。

 会期を延長してやりたいことは「働き方改革」「カジノ」と「議員定数増」など、喫緊の課題とも思えない法案を成立させること。法案に疑義があっても熟議せず、強行突破するのが現政権。素人ではあるが、私が見聞きししても充分な納得や理解のできないことばかり。森友や加計問題の根底にある疑問は解明されないまま政府の都合の良いように国は動かされていく。立ち止まり、修正を施すことが延長した政権の責任のはずなのだが。

 折々のことば本文中では、障害を「障がい」と記して「害」の漢字を使っていない。「きずつける」「悪い状態にする」「わざわい」などを意味する「害」はあえて用いなかったのか。「凶害」「惨害」「災害」の単語に思い当たるからか?

 試しに「障害者福祉センター」とたたいてみたら、板橋区浦安市は「障がい」と表記されていた。数えればもっとたくさんあるのだろうが…この方が良いような気がした私だ。

                          今日の空・12時37分

 風が強いので塗装は無理です。

 明日はもっと強そうです。いやだな〜

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