警官殺し
ふむぅ〜、おっかない事件が起きたもんですなぁ。
はい、産経新聞さんのネット配信から。
201891919:29更新
仙台警官刺殺
刃物を捨てろ!響く銃声、容疑者の手には約30センチの包丁恐怖の住民
地域の安全と安心を守る交番で19日、勤務中の警察官が男に刺されて死亡した。交番は静かな住宅街にあり、そばには中学校も。まさかこんな場所で。近隣住民は恐怖に凍り付いた。男は当初から交番襲撃が目的だった可能性もあるが、動機は不明だ。未明の住宅街で何が起こったのか。
現金を拾ってきた
19日午前4時ごろ。黒色の半袖シャツ、青いジーパンに白いマスクを着け、ウエストポーチを携えた相沢悠太容疑者21が、宮城県警仙台東署東仙台交番を訪れた。
勤務していたのは清野せいの裕彰巡査長33と巡査部長。特段変わった様子はなかったため、2人は交番を入ってすぐの見張り室と呼ばれるスペースで対応した。
通常、拾得物の届け出は警察官が1人で当たるため、巡査部長は2人がカウンター越しにやり取りするのを見届け、奥の執務室に移った。
数分後、見張り室の方から怒号が聞こえた。巡査部長が駆けつけると、カウンターの内側に血まみれで倒れている清野巡査長と、その横で倒れている相沢容疑者を見つけた。
直後、相沢容疑者は柄の部分も含めて約30センチの包丁と、モデルガンのようなものを手に起き上がり、向かってきた。
刃物を捨てろ!
巡査部長は警告し、1発発砲したが、さらに向かってきたためもう2発を発砲した。このうち少なくとも1発が当たった。
県警が調べたところ、相沢容疑者のポーチからドライバー、はさみ、カッターが見つかった。一方、清野巡査長は県警が平成25年に常時着用を通達したベスト状の耐刃たいじん防護衣を身につけていなかったという。
交番は、幹線道路から東北線東仙台駅へ通じる道沿いにある。近くにある東仙台中は、保護者らに安全のために交番前を避けて登校するようにとのメールを送信、教員らを通学路などに配置した。教頭は授業のある日中や、生徒の登下校時間と重なっていたらと思うと恐怖を感じると青ざめた。
同中に子供が通っているという40代の母親は、午前4時ごろにサイレンの音がして目覚めたと不安そうに交番を見つめた。近くにあるクリーニング店に勤める60代の女性は交番が近くにあり、何かあっても安心だと思っていた。まさかこんなところで事件が起きるなんてと絶句した。
この記事を読むと、いくつかの疑問点が見えます。
この殺された清野巡査長は、どうして耐刃防護ベストを着用していなかったのか。
うちの近所の交番のお巡りさんも、常に防刃ベストを着用してます。
宮城県警でも平成25年に常時着用を通達していたのだから、これを着用していない時点でダメでしょ。ナメてかかってたとしか思えませんね。
モデルガンのようなものというのは、実際は何だったんでしょうか。
小生はモデルガンなんか持ってないので見たことがありませんが、本物の銃と見分けがつかないもんなんでしょうか
清野巡査長が殺されたのは、どういう状況だったのでしょうか。
警察官である以上、それなりに剣道や柔道をやっているはずですから、そう簡単に殺られてしまうというのは、どうも腑に落ちませぬ。この相沢容疑者というのが、例えば軍人で、それも特殊部隊の訓練を受けている人物とかいうのなら話は別ですが。
で、色考えて、自分に置き換えてみてしまうんです。
一般民間人、つまりパンピーである小生が、もちろん耐刃防護衣なんて着用しているはずもなく、いつぞやの新幹線車内での惨殺事件のような事態に遭遇した場合、刃物に対してどう対処するか、そもそも対処できるのか
周囲に座席があったり、家具があったり、建物があったりという状況では、それらを如何にして利用するかは重要なポイントですよね。
つまり、道場での稽古のようなわけにはいきません。
道場や武道館や体育館などでいくら華麗に演武できていても、そのままでは使えないわけです。
また、木刀の小太刀で稽古する場合でも、中には刃の部分を平気で触ってしまう人もいます。
それじゃ短刀取りの意味がありません。
本当の刃物なら、触れただけで当該箇所の皮膚が切れてしまうんですから。
そんな諸を、色と考えてしまうのです。