上達を阻む要因 - 新リコーダー奏法

楽器の上達を阻む要因にはいろいろなものがありそうです。リコーダーに特定されたことではないのですが最近、このことについて思うことがあるので少し書いてみます。

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まず本人が抱く極端な考えかた

■自分は全然ダメだからこの先、いくらやってもムダ

これは正しくないので、こういう考えかたに陥っている時はそれを自分自身で察知して、「まあ、畳の部屋でゴロゴロしてみるか」くらいの余裕があっても良さそうです。この場合にはその場で出来る気分転換のパターンをいくつか持っておくと良いです。

経験上、ダメな状況が永遠に続くということはないので大丈夫です。

(しばらく表面的にダメっぽい状況が長引く時もありますが、そういうものであっても、それがずっと続くということはないです)

そんな時は身体を動かして何かやるのも良いですよ!(卓球とか、いろいろありそうです)

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周囲の人が何か余計なことを言ってくる場合

■あなたはたいしたことない奏者なんだからこの先、いくらやってもムダ

これも正しくないです。たいしたことないのか、どうかということを決めるのは口を出してくる人ではなく演奏を聴いてくれる方々です。(奏者には得意、不得意がありますからある様式の曲を演奏するのにたいしたことない演奏しが出来ない人が、異なる様式のものだと水を得たサカナのようになることも珍しくありません)

自分自身の考えかたは自分である程度、制御することが出来ますが他人の考えかたは変えられません。もし、周囲にひとりでもこのような言葉を投げつけてくる人がいたら距離を置くべきです。

明白な悪意があって、このような言葉を投げつけてくるのだとしたら極めて危険という他ありません。フェイスブックだったらブロックする。日常生活だったらなるべくその人に近寄らない。そのような方法がありそうです。

補足:

でも、人間は変化できる生き物なので、時がたてば自分も変わるし、相手も変わることだってありますから一時的に距離を置くこと自体、今生の別れということでは必ずしもないわけです。